狂人の立ち回り — 騙りタイミングと潜伏
狂人のルール(占い白・霊媒白・人狼とは互いに知らないこと)は 役職紹介:狂人 にまとめてあります。 このコラムは、いつ騙りに出るか、いつ潜るかの話です。
狂人の武器は「白い嘘」
狂人は能力を持ちません。持っているのはどの検査にも白と出る体です。
- 占われても白。占い師を騙って対抗に出ても、本物の占いはあなたを黒にできません。
- 処刑されても霊媒結果は白。「黒が出なかった=村の吊りミス」と誤読させ、 村の縄を 1 本無駄にしたうえ、以降の霊媒結果への信頼まで濁せます。
つまり狂人は、死んでもなお仕事が残る役職です。吊られることは敗北ではありません。
騙りに出るか、潜るか
判断の軸は「本物の役職者を、村がどれだけ検証できる卓か」です。
- 霊媒師がいない卓(7人妖狐ルームなど)では、占い師騙りの寿命が長い=出る価値が高い。
- 霊媒師がいる卓では、吊られた騙りは翌朝に白と出て「狂人だったか」まで読まれます。 それでも対抗が並べば村は判断を迫られ、 ローラーなら縄を 2 本使わせられます——吊られる前提の出方も損ではありません。
いつ騙りに出るか
もっとも基本の型は初日に占い師を名乗ることです。出るなら早いほど機能します—— 後から出るほど「今さら出た理由」を問われ、CCO は疑いの的になりがちです。
⚠️ ただし MAFIA では、本物の占い師に初日の自動白が 1 件届いています。 騙りで出るなら**「誰を白と出すか」を先に決めておく**こと。適当に出した白が 本物の黒と衝突した瞬間、破綻します。
潜伏狂人は何をするか
出ないと決めたら、仕事は村人として村の読みを濁すことです。
- グレーの吊り先議論で、役職者っぽい人へそれとなく票を寄せる
- 終盤、人外の数が村に並びそうな日の 1 票は勝敗そのものです(PP)
🔴 いちばんやってはいけないのは過剰な援護です。狂人は人狼が誰か知りません。 「怪しい人をかばう」動きは、その相手が村だったときただの利敵になり、 あなた自身も「狂人っぽい」と読まれて吊り順が繰り上がります。
負け筋を知っておく
狂人の勝敗は人狼と一蓮托生です。人狼が全滅した時点で、あなたが生きていても負けです。
∴ 「自分が生き残ること」に価値はありません。迷ったら、 自分の生存と人狼の生存を交換できるかで考えてください。吊られ役を引き受けて 縄を 1 本消費させるのは、狂人にしかできない立派な仕事です。
よくある失敗
- 騙りで出たのに結果を出し続けられない — 占い師を名乗るなら毎朝の白黒が要ります。 2 日目の結果を用意していない騙りは、沈黙で破綻します。
- 人狼を「見つけて」協力しようとする — 互いに知らない設計です。露骨な連携の素振りは 人狼の位置を村に教えるだけで終わります。
- 終盤まで何もしない — 潜伏は「不作為」ではありません。票と誘導で働かない潜伏狂人は、 村人が 1 人多いのと同じです。
こんな場面
9人霊媒師ルームで、狂人のあなたは初日に占い師を名乗り、グレーの 1 人に白を出しました。 本物と 2 人並び(対抗)、村は判断を保留してグレーから吊りました。
2 日目、あなたは本物の初日白と同じ人にたまたま白を重ねてしまい、村に 「どちらでも白なら後回し」と流されました。3 日目、焦って出した黒が本物の白と衝突——破綻です。
あなたは吊られましたが、翌朝の霊媒結果は白。村は「昨日の黒指定も嘘とは限らない?」と 半日揺れ、そのあいだに人狼が数を並べて PP が成立しました。 破綻してからも、狂人の白い体は最後まで仕事をしていました。
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